海外生活12年目!海外に住むことの最大のメリットとは!?
みなさんこんにちは、
突然ですが、今日は海外生活12年目となる私が思う、海外に住むことの最大のメリットについて書いてみようと思います。
最近は日本でも、早い時期から子供たちに英語教育を行い、将来は世界で通用する人間になってもらいたいと願う親御さんたちも多いと思います。
でもそれはなぜでしょうか?
その方が幸せになるんでしょうか?
それともよい職業につきやすくなるんでしょうか?
日本だけではダメなんでしょうか?
これらの質問に自信を持って答えられる人は少ないのではと思います。
海外生活は、無論大変なことも多いですが、自信を持って言える『アドバンテージ』がひとつだけあります。
それは!
「固定観念から完全に解放される」ということです。
または、「自分らしく生きやすくなる」とも言えます。
どういうことかというと、
どこの社会でもそうですが、ある程度閉鎖的な環境に身を置いていると、無意識的に固定観念にかなり左右されて生きている。
これはイギリスに住んでいた頃から感じてましたが、ドバイに来て一層そう思いました。
ドバイはロックダウン中、学校が閉まりオンライン授業に切り替えられていたのですが、その中で先生が、子供たちに将来の夢をひとりひとり聞いていたことがありました。
となりで興味深く盗み聞きしていたら、
なんと、インド出身の子どもたち全員『お医者さん』と答えている!!
(ドバイにはインド人がかなりたくさんいて息子のクラスには7、8人いたと思います。)
いやいや6歳ですよ。
えーーー、みんなこんな歳から完全に社会 (この場合は親かなぁ) に洗脳されてるじゃんって、思ってしまいました。
ちなみにうちの子は、サッカー選手でしたが、笑。
日本でも『医者』って名誉ある人気の職業で、進学校だった私の高校では、優秀な友達はみんな揃って医者志望でした。
最近だって、東大の理3へ、4人の子供の進学をサポートしたお母さんが話題になっていたということは、きっと今でも日本では「医者=推奨される人気の仕事」なのでしょう。
でも、イギリスなんかだと『医者』ってとっても不人気の職業。
価値観が別の次元にぶっ飛んでるため、どちらかというと「医者=大変すぎて人生を幸せに暮らせない=やめといたほうがいい」という部類。
そして実際、NHS (国立病院)の労働力は外国人に頼り、イギリス人は無料でのうのうと病院に通うという構造ができあがっています、笑。
ここで私が言いたいのは、『医者』という職業が云々ではないんです。
世の中には、「私、医者です」って言った時に、
「わぁすごい憧れるー」って思う人たちもいれば、
「え、この人ちょっとかわいそうだな」と思う人もいるんだ、と言うことなんです。
つまり、人の価値観や社会の固定観念なんて、Aだったり、Bだったり、Cだったりするわけで、振り回される価値の全くない、影響されるにはかなり危ういもの。
海外にいるとそれに簡単に気づくことができる。
それでは、人生の選択をせまられた時、もし、周りの意見が全くわからなかったら、いったい何に頼ればいいのでしょう。
自分自身ですよね。
つまり、海外にいると常に自分らしい選択をする癖がつくということです。
もう一つ例をあげると、
ドバイに来て、予想はしてましたが、あぁ、『金持ち=すごい人』の価値観が蔓延ってるなとすぐに感じました。
想像は簡単かもしれませんが、自分を“すごく”見せるためにドバイではレクサスに乗る。
もしくは巨大SUVに乗り、道は譲らず自分が先に行く。
学校のお迎えにもハイブランドのバックを下げて、家は大きくてプール付きが理想。などなどそんな価値観が充満しています。
しかし、
これまた別の次元にぶっ飛んでいるイギリスでは、
Happiness is the new rich. Health is the new wealth. Kindness is the new cool.
というスローガンを掲げている人が多いような国なんで、まぁ、行ってみたら分かると思いますが、
街の人が、みんな笑顔で優しい。
つまり、『ハッピーでカインド(kind) =すごい人』という価値観ですね。
こんなに根本が違っちゃうと、何がいい職業かもわかんないし、お金持ちになることを目指すのが正解なのかどうかもわからない。
周りの価値観じゃ何もかもよくわからないぃぃーーーーーとなってしまい、
もう自分自身を見つめるしかないってことになるわけですよ。
すると、
自分らしさを常に考えるようになる。
自分にとっての幸せは何かを考えるようになる。
自分の価値観を模索するようになる。
上の例で言えば、ドバイ的価値観とイギリス的価値観、どっちが自分に合っているかしら?という具合ですね。
ガッカリさせてしまったら申し訳ないですが、
まとめると、
私の感じる海外に出る最大のメリットは、
固定観念から解放され、自分らしい選択をするコツをつかめ、自分なりの価値観を見出せること、
です。
これって人生を幸せに送る上でとっても大切なことだと思っています。
あ、ちなみに別に、私みたいにずっと海外に住んでいなくてもいいと思います。
一度それに気がつけば、どこにいてもきっと生きやすくなるはずです。
それではまたね!
儚いゆえに美しい都市: ドバイ永住は難しい
みなさんこんにちは。
もう10月も終盤、ここ1、2週間ドバイはぐっと気温が下がりました。
昼間の日差しの強さは相変わらずですが、朝夕がとっても気持ちいい。
気温も28度くらいまで下がり、風が吹くととっても涼しいのです。
今週は子供たちの学校のお友達のご家族が、旦那様の帰任により日本へ帰国という切ないイベントがありました。
ドバイに来てまだ1年ですが、このようなお別れはもう2回目。
1回目は引っ越してきてすぐ、近所の公園でお友達になったインド人と日本人のミックスの姉妹で、ドバイで生まれて育ってきたのに、ちょうど私たちが引っ越してきてから3ヶ月ほどで日本への移住をされたのでした。
子供たちは歳が近く、ママが日本人ですごく親しみを感じていたので、すれ違ってしまった感じがとても残念だった。
今回帰国されたお友達は、お兄ちゃんと学校が一緒で同い年、「ベストフレンド」と呼べるくらい気が合った初めての日本人の男の子。
強気な性格も似ててケンカもしたけど、サッカーという共通の趣味があり、学校から帰ってくれば、毎日その子の話をしてました。
毎日一緒にお弁当食べて、お箸の使い方覚えてきたり、『オムライス』という、私が10年間忘れていたメニューをリクエストしてきたり、なんだかんだでその子から日本文化学んでたんだよね。
だから今回も、とっても残念…。
なんだか空虚な感じがうめられません。
でも、ドバイってきっとそういうところなんですね。
中には10年以上住まわれて、長い間生活のベースとしている方もいるけれど、
ほとんどの場合そんなには長くない。
それは、自国民でない限り、いくら長く居住していたとしても永住権や国籍の取得はほぼ不可能であるという、現行のシステムも大いに関係していると思います。
ここでは、住人の80%が外国人であるにもかかわらず、ほとんどの外国人(エクスパット)は就労ビザの元の滞在許可があるだけで、それ以上でもそれ以下でもなく、滞在年数に関わらず永遠にエクスパット、つまり仕事を失ったらさようなら〜というシステムなのです。
そういう点ではイギリスとはだいぶ違う。
ここ数年こそだいぶビザ事情が厳しくなってはいるものの、少し前までイギリスは、不法滞在であったとしても10年以上住んでいれば永住権が与えられていた。
不法滞在であっても??さすが Human rights 発祥の地!?
話はそれましたが、
そんなことで、そのお友達家族、今週が最後なので、コロナ禍であれとも少しでも子供達を遊ばせてあげたいという想いで、何度かみんなで公園へ行きましたよ。
こんな世の中でも、たまにはこうやって遊ばせてあげたいものです。
いっぱい写真も撮って、ご家族のママさんは本当に名残惜しそうでした。
みんなにとっての人生のひとつの通過点に過ぎない場所。
儚いゆえに美しい、ドバイってそんな都市なのかなぁと想いにふける夜でした。
それではまたね〜
ドバイ!星空の下で砂漠キャンプ 〜世界平和を願った夜〜
みなさんこんにちは。
もう10月、日本は肌寒くなってきたでしょうか?
実はここドバイでは今こそ「良い季節」の幕開け。
ラジオでは「Winter yeah!!! Finally we can go out to enjoy the weather!」
となるところですが、今年はちょっと様子が違います。しょうがないですが。
そうは言ってもやはり外の空気を気持ちよく吸える季節になってきたことは嬉しいことです。
本来であれば、ここドバイでは10月終わりころからキャンピング、サイクリング、ハイキング、ウォータースポーツなど、あらゆるアウトドアアクティビティが盛んに行われる季節の始まりとなります。
そこで、今日は今年コロナ騒動以前に行った砂漠キャンプの旅をご紹介したいと思います。
ところで、ドバイはきらびやかなゴージャス都市で有名ですね。
しかしながら、私たち家族はきらびやかなゴージャス都市にはほぼ全く興味がなく、
ゆえに、ドバイへの引っ越しが決まった時に一番心配したのが、
果たしてドバイに「自然」はあるのだろうか、ということでした。
イギリスでの生活の中で一番好きだったものの1つが、緑あふれる土地に静かにたたずむ家々が見える田園風景。
都市計画が自然への配慮にあふれ、自然へのアクセスはどこからでも抜群と言って過言ではありませんでした。
そんな環境の中で子育てができるという状況は、親としてとてもありがたかった。
なのでドバイに来て家族で一番最初にしたのが「自然」探し!
そして気づいたのは、ドバイの「自然」は緑ではなく、砂であると、笑。
ま、よく考えると当たり前なんですけど、ドバイの「自然」は砂漠です。
ということでいざ砂漠へ!!!
- Hatta
これは今年2月、隣国オマーンとの国境近くのハッタ(Hatta)という山奥で1泊のキャンプへ。
ドバイ都市部を出でて車でちょっと走ると瞬く間に周りはこんな感じに↓。
そしてさらに進むと、
岩山が。
こんな岩山の中を進むこと1時間ちょっと、
目的地のキャンプ場に着きました。 あれ、私たち家族しかいない?!
バーベキューをしようかとも思ったのですが、時間がなく地元で人気のアラビアンレストランへ。
レストランというよりは地元の人に人気のカンティーン風で、安くてとっても美味しかった。
あっ、床で食べました。
アラビアン料理ってイメージあるかわかりませんが、ちょっとギリシャ料理にも似てる。
ひよこ豆をすりつぶしたペーストのフムス(Hummus) とか、ラムやチキンをライスのドンと乗っけって食べる。
あとはアラブの方たちはピクルスをよく食べるようです。
そして泊まったのはなんとびっくり、こんな藁のテント↓。
地面から1段上がって、そして中で2段下がるという半地下構造でした。
サソリでも入ってきたらどうしようと心配で、私はあまり眠れなかったが、笑
次の日は壮大な景観が楽しめる Hatta Lake へ。
UAEで自然の表流水が見られる珍しいスポットです↓。
そして、次、
2. Jebel Hafit, Al Ain
これは今年3月上旬。エミレーツ(日本で言う県のようなもの)で言うとドバイ地区ではなく首都のアブダビ地区にある アルアインのキャンプ場へ。
これまた岩山の壮観な眺め。
子供たちはさっそく砂漠体験↓。
砂漠に生える薬草について教えてもらったり、キツネが掘った穴を見たり。
そして幻想的な天窓のついたバブルテントへ宿泊↓。
夜は天窓から満天の星空が見えて、これはとても素敵な体験でした。
また来たい!
ラクダにも乗ったよ↓。
さて、きらびやかなゴージャス都市ドバイに観光で来られる方で、このような大自然に興味のある方がいらっしゃるかはわかりませんが、
星空の下、砂漠でキャンピングをしてみるのも貴重な体験ができてよいかもしれません。
また世界が安心して旅行ができるようになったら、ぜひ遊びにきてみてくださいね。
それではみなさんお元気で、またね!
ドバイ初、厳しかった夏もそろそろ終わりー心地よい冬の季節へ
みなさんこんにちは。
あっという間に9月も終わりに近づき、日本はきっと各所が、秋模様なのでしょう。
イギリスに10年住み、この時期になると寒い冬というより、長〜い長〜い冬のはじまりの匂いがして、憂鬱というか、なんだか心寂しい気持ちになっていたのを思い出します。
でも、今年はドバイ!
全く寂しい感じはありません! 日差しが嫌というほど毎日強いです。
それにしてもドバイ最初の夏は厳しかった。
ドバイのエクスパット(UAEでは国籍を持たない住人のことを総じて Expat と呼び、自国民との差別化をはかっている) は通常夏は帰省するのが基本で、
私たちも夏休みをドバイで過ごす予定など全くなかったのだけど、世の中がこんな状況になってしまったので、泣く泣く今年は2ヶ月間ずっと国内で過ごすことにしたのでした。
子供たちが通うインターナショナルスクールの日本人家族7家族の中でも、誰ひとり、この夏国から出た方はいらっしゃいませんでした。
でも、学校が6月末に終わってから9月に再開するまで休み、2ヶ月…。
(ちなみにロックダウン以降 UAE は全ての学校がリモートラーニングに切り替えられていました。)
外は毎日40度超えで昼間は5分と歩けない。
子供たちを友達と遊ばせたくても、誘ってもいいのか悪いのか分からない。
室内のプレイエリアは安全なのか安全でないのかなんだかよく分からない。
海はお風呂のような、お湯。
そんな感じでドバイに監禁されてしまった私たちは1日をどのように過ごすかが日々の課題でした。
そしてその課題は特に解決されることもなく、笑。
ほぼ毎日、昼間は母子3人で家でダラダラと過ごし、夕方5時くらいから近くの公園のプールに行くという日々を1ヶ月半 (2週間はパパが休みを取ってくれた) 、
長かったなぁ。
でも、やっと待ちに待っていた学校も9月になんとか再開し、
朝夕の気温がいくらか下がって過ごしやすくなってきて、
ドバイにも厳しい夏の終わりが見えてきました。
昨日は次男坊と近くのスーパーから夕方2人で、30分ほどぶらぶらと散歩しながら帰ってくることができ、
今朝は近くのビーチに3ヶ月程ぶりにひと泳ぎに行ったら、気持ちの良い水温に戻っていて、
なんだかちょっとほっとした気持ちになったのでした。
季節の変わり目、みなさんも体調の管理にお気をつけください。
それではまたね。
世界のコロナ対策に見る国の「性格」ー イギリス、ドバイ、日本、あなたはどれがいい?
みなさんお久しぶりです。
イギリスの生活を少しでも記録に残したい、伝えたいという強い思いで始めたブログでしたが、ドバイに引っ越してきてふと書こうと思っても、なぜか書けなくなってしまっていました。
(ってかブログのタイトルも変えた方がいいかな。)
毎日の生活が新しく、その様子を記事にしてもよかったのだけど、どうしても全ての記事に自分なりのメッセージを乗せたくて、つまり自分の中でメッセージがまとまっていない時は書くことが難しかった。
そんなこんなであっという間にイギリスからドバイに家族で引っ越してきて1年が経とうとしているのですが、
この1年がこんな年になるとは、(当たり前ですが) 全くの想定外でした、笑。
ブログを書けなかったこの9ヶ月あまり、全世界の人が初めての経験をし、個人的には環境の変化プラス、コロナ騒動でいろいろな意味でインプットだけで精一杯の時間だった。
私は政治はずっと苦手で、興味も知識もあまりなく、ニュースなどラジオで聞き流すだけ、という人生をずっと送ってきていたのだけど、
このコロナ騒動はなぜか当初から取り憑かれたように世界各国のニュースをむさぼり読んでしまった。
そして思いました!
直面している問題は全く一緒なのに、各国で国の対応も国民の反応も全く違って、国にもそれぞれ「性格」があるんだなぁと。
まず UAE!
まぁこりゃ「完璧主義」以外のナニモノでもないです。
これまでの総PCR検査数は900万件を超え (あれ、総人口900万人くらいだったよね)、ちょっと風邪ひいたらPCR、首都アブダビに入る時は全員PCR、飛行機に乗る前はもちろんPCR、学校の先生は学校再開前にPCR。という感じでウィルス潰せのとにかくPCR作戦。
うちの次男坊もつい先日鼻風邪ひいたので、このPCR作戦の犠牲者(?)/恩恵者(?)になりました。結果は陰性。
ドバイも3月にヨーロッパ各国のようにロックダウンに入りましたが、日用品の買い物に出るのも政府に携帯のアプリを使って申請を行わなければいけなかったり、
政府が夜中に公共施設を消毒するため、夜8時くらいから早朝までは家から一歩も出てはいけない時間帯があったのだけど、その時間がくるとなぜか勝手に携帯からアラーム音がウィーウィーウィーと鳴って(設定してません)、
いやいや家にいるし、と思ったり、
朝ゴミ出しに行ったら家の前で警察がパトロールしてるしーーー、
罰金リストやら、決まりを守らない人たちの逮捕のニュースを見て、
はい、私は絶対に逆らいません。
という雰囲気を知らぬ間に作りあげられていました。
でも、私は不思議と「自由を奪われたーー。」という気持ちには全くなりませんでした。
どちらかというと、「UAEはベストを尽くしてくれている。」という感想に近かったです。 あれ、洗脳されてる?
そしてなんとなくですがほとんどの住人がどちらかというと政府のやっていることに「誇りを持っている、もしくは、持たされている」雰囲気になってました。うまい。
そしてイギリス!
この国はいつ見ても奥が深い。
みんないろんなこと言いたい放題、ティーネイジャーたちはロックダウンルール破り放題、
マスクが良いだの悪いだの大騒ぎ、
ウィルスなんてクソ食らえ的な人もいれば、クソ食らえ派をめっちゃ批判してる人もいて、
傍から見ると、ボリスの髪型みたいに、なんかぐっちゃぐちゃなんだけど、
でも、ロックダウンの時には毎晩8時にみんな外に出てNHS (国立病院) ワーカーのために拍手の嵐。
窓にはNHSワーカーのために虹の絵を描いて貼りまくり。
という「キーワーカーに対するありがとう」の一体感は凄かった。
色んな理由で、あんなに死者を出していた国なのに、
「コロナのおかげでまたイギリスが好きになったわ」なんていう人もいて、
いやぁなんなんだろう、愛は全てを乗り越えられる!的なお国なのか?
と首を傾げつつ、
わかる気がする、イギリスっぽーい、とうなずいている自分もいたり。
なんだかみんなが、まとまっているんだか、まとまっていないんだかよくわからない、
そんな感じでした。
そして日本!
各国が次から次へとロックダウンのような厳しい措置をとっている中、
「マスクを配る」えっ?ウソでしょ?という、
傍から見ると心配しちゃうくらいマイペースな政治をしていた。
当初は天然ボケなのかと思ったけど、
今となれば一番的を突いていた政策だったような気も。
国民全員がマスクをして密を避ける。
これに徹底していた訳ですよね?
いやーこれは感動ものでした。素晴らしい。
そしてそれなりに結果を出している。
これも国民の足並みが揃っていたからできたことだと思います。
これはけっこう世界からも注目されてましたね。
さてここで質問です。
あなたはこの中でどの国が自分に一番合っていると思いますか?
- 発言/個人の自由はほぼないが、黙っていれば一応恩恵に預かれる国
- 発言/個人の自由は尊重されるけれど、全く足並みが揃わないので、はちゃめちゃな状況に陥る場合もある国
- 発言/個人の自由はあるけれど、足並みを揃えることが最優先されるため、結果あまり自由がないが、みんなでやり遂げるのは得意な国
私はどうだろう… 。
これ状況によるよな… 。
コロナ禍じゃなかったら2番がいいかな。
でも3番もいいところあるよな。
1番は違うかな。
ちなみにUAEはウィルス撃退のためにはかなりのお金を費やし、様々な対策をとってきているのは事実だと思いますが、経済的なサポートが全ての住人にあったかというと全く話が変わってきます。
なので実は本当に沢山の外国人がUAEを去ることを余儀なくされた。
この辺はまた後ほど。
コロナ禍、まだまだ終わりそうにありませんが、本当にいろいろ考えて悩みました。
でも、そんな中にも学びを見つけ、それぞれ自分なりに子供たちの未来のためにベストを尽くして乗り切っていくしかないですね。
みなさんお元気で。
それではまたね。
「成熟のヨーロッパ」から「灼熱のアジア」へ…。ドバイは物価が安いのか!?
みなさんこんにちは!
久しぶりの更新です。
イギリスからドバイに引っ越してきて2ヶ月、仕事もせず、やっていることといえば長男と旦那の送り迎え、家事、プラス3歳のチビと一緒に過ごすくらいで時間はたっぷりある。
毎日徐々に慣れ、ルーティンもでき、ちょっとずつ知り合いの輪も広がってきた。
しかし、まだまだドバイという土地の性格がつかめず、いったい何を書いたらいいのかわからなくなってしまった。
という感じです。
10月に来た当初はまだ暑くて毎日の公園のプールに通っていたのが嘘のよう、11月に入ったら2度大雨が降り、気温がぐっと下がった。
今は朝晩ひんやりとして長袖を羽織るほどで、ドバイにも “ 冬“!? があるんだぁと思いました、笑。
でも、あえて言うならイギリスの夏に似ていてとっても過ごしやすい季節です。
引越しの前は、ドバイに行く、イーコール「アラブ / イスラムの国に移住する」という意識がとても強かった。
でも、いざ来てみると、「アラブ」というより「アジア」。
イスラム特有の女性の服装も外国人には厳しい規制は全くないようだし、
定期的にモスクから聞こえてくるお祈り、レストランにお酒がないこと、スーパーで豚肉が奥の別室で売られていること以外、「アラブ / イスラム」を感じることはほとんどありません。
現地の人もあまり見ない。
生活物価に関していえば、スーパーでの買い物はイギリスより5割くらい高い。
でも、それ以外は驚くほど安くて便利!!!
ガソリンの価格はイギリスの1/3だし、庭仕事や家のお掃除などの労働力ときたらイギリスの1/5くらいなんじゃないかと思うほど安い。
タクシーも初乗り350円くらいと安価だし、家賃の平米単価も高級住宅街であってもロンドン中心部とは比べものにならない。
日本を10年近く離れてしまっているので、日本の生活物価との比較が出来ないのだけど、
やっぱりイギリスロンドン近郊の生活費の高さは「世界最強」だったのだなと思う今日この頃です。
「成熟のヨーロッパ」から「灼熱のアジア」へ…。
明日はお兄ちゃんの学校の 「Winter Assembly」を観に行く!
イギリスでは「Christmas Play」やら「Nativity Play」などと呼ばれるいわば、クリスマスをテーマにした子供達の演劇の発表会、なんだけど、
「Winter Assembly 」と濁しているのですね、笑。
内容もきっとクリスマスには触れないんじゃないかなぁ。
お兄ちゃんは終わりの挨拶をする人に抜擢されたらしい。
どんな発表会になるのか楽しみです。
それではまたね〜
お兄ちゃん、ドバイで「UKカリキュラムインターナショナルスクール」にした理由ーただいま日本は鎖国中!?
みなさんこんにちは!
ドバイの生活3週間目、車も運転できずまだまだ慣れませんが、お兄ちゃんは、UKカリキュラムのインターナショナルスクールに1週間通い、ただいまハーフターム (秋休み) の真っ最中。
それにしてもまだ暑い…。
担任の先生はアイルランド人の若い女の先生で、1クラスの人数が20人強と少人数制 であること (イギリスの公立小学校は1クラス30人) 、アラビックの授業が週に2時間あること、1学年7クラスくらいあること (イギリスの公立小学校は1学年2クラス程度) 、プールがあって設備がイギリスより断然良いこと以外は、基本のカリキュラムはイギリスで通っていた公立小学校とほぼ一緒のようです。って結構違うか。
以前にも記事にしましたがドバイは、90%以上の学校が私立校。外国人にとって公立校に入れるという選択肢はないのですが、私立校の中でも、イギリス系、インド系、アメリカ系、フランス系など取り入れられているカリキュラムに選択肢があります。
イギリスでもそうでしたが、このように学校にバリエーションがあると、子供の学校選びが生活の基盤づくりの重要な基点なるので、ドバイ行きが決まった段階からイギリスから色々リサーチをしていました。
お兄ちゃんはもうイギリスで学校に通っていたし、また数年後にはイギリスに戻るかもしれないことを考えて、多分「UKカリキュラムの学校」にすることはほとんど決まっていたのだけど、
アジアに行くんだし、これを機に日本の学校に入れるなんてどうかしら、なんていう微かなる親の勝手な希望を胸に「日本の学校」もリサーチしてみて驚いた!
たた〜ん!
『編入学のしおり』!!!!!
その4 !入学資格!
1、日本国籍所有者または学校運営理事会が入学を認める者!
2、将来的に日本に帰国し、日本の教育を継続して受けるために入学を希望する者!
3、日本人会の会員である者!
その後、4、5と続き、しまいには、1〜5の全ての条件を満たす必要があります。とある。……………。もちろんビックリマークはついてなかったですが、
私は、えっ?って最初の2行を読んで、ここはもういいや、となりました。
これ、正直、完全に感じ悪い。
ドバイにある私立校なのになんで日本国籍所有者じゃないとダメなの?
うちの子たちは日本の戸籍にも入っているので日本国籍所有者ではありますが、
このように「国籍」にて人を選別するような学校には入れたくはなかったし、入学条件を見る限り学校側からも願い下げのようであった。
でもよく見たら、Japanese curriculum International School ではなくて、「日本人学校」だった。
そうだよね。
「日本人学校」。
「日本人の!日本人による!日本人のための!学校」in ドバイ、笑。
でも、運営方針は、
「日本人のみの社会の交流から抜けだし,国際性ある21世紀に生きる日本人の育成
のために教育条件整備を行う」
らしい。不思議ですね。
不本意にも批判的になってしまいましたが、これは率直な感想です。
日本は鎖国でもしているんですか?
ドバイにある“日本の学校”が「インターナショナルスクール」を目指していないことはわかりましたが、
ピュア日本人以外に門を開いていないこと、そしてそれを堂々と入学条件として掲げていることにはとても違和感を覚えます。
欧米からなんのゆかりもなく子供を”日本の学校”に入れたいと思う人はほとんどいないかもしれませんが、
アジア圏、またその他の地域から「日本」という国に憧れや夢を抱き、子供に日本の教育を受けさせ日本語を学ばせたいと思っている人たちはいると思います。
この学校の方針は、そういう人は来ないで!と言っている。
上記の入学条件の一つに日本語のレベルについても記述がありましたが、英語圏のインターナショナルスクールでは英語が全く話せない子供達も受け入れます。
それが教育の意味だからです。
私は「日本」という国に、「日本」に憧れる人たちに寛容な国になって欲しい。
そのような人たちに、”日本らしさ” を求めるのであれば、「学校」は絶好の教育の場です。
だから最初から門を閉めないでほしい。
まぁこれは数ヶ月前にイギリスで感じたショックな出来事だったのですが、
「国際性」を運営方針に掲げる学校が、「日本人」のみを入学条件にしているのってちょっと変ですよね。
ということでした。
それではまたね〜