ドバイ!星空の下で砂漠キャンプ 〜世界平和を願った夜〜
みなさんこんにちは。
もう10月、日本は肌寒くなってきたでしょうか?
実はここドバイでは今こそ「良い季節」の幕開け。
ラジオでは「Winter yeah!!! Finally we can go out to enjoy the weather!」
となるところですが、今年はちょっと様子が違います。しょうがないですが。
そうは言ってもやはり外の空気を気持ちよく吸える季節になってきたことは嬉しいことです。
本来であれば、ここドバイでは10月終わりころからキャンピング、サイクリング、ハイキング、ウォータースポーツなど、あらゆるアウトドアアクティビティが盛んに行われる季節の始まりとなります。
そこで、今日は今年コロナ騒動以前に行った砂漠キャンプの旅をご紹介したいと思います。
ところで、ドバイはきらびやかなゴージャス都市で有名ですね。
しかしながら、私たち家族はきらびやかなゴージャス都市にはほぼ全く興味がなく、
ゆえに、ドバイへの引っ越しが決まった時に一番心配したのが、
果たしてドバイに「自然」はあるのだろうか、ということでした。
イギリスでの生活の中で一番好きだったものの1つが、緑あふれる土地に静かにたたずむ家々が見える田園風景。
都市計画が自然への配慮にあふれ、自然へのアクセスはどこからでも抜群と言って過言ではありませんでした。
そんな環境の中で子育てができるという状況は、親としてとてもありがたかった。
なのでドバイに来て家族で一番最初にしたのが「自然」探し!
そして気づいたのは、ドバイの「自然」は緑ではなく、砂であると、笑。
ま、よく考えると当たり前なんですけど、ドバイの「自然」は砂漠です。
ということでいざ砂漠へ!!!
- Hatta
これは今年2月、隣国オマーンとの国境近くのハッタ(Hatta)という山奥で1泊のキャンプへ。
ドバイ都市部を出でて車でちょっと走ると瞬く間に周りはこんな感じに↓。
そしてさらに進むと、
岩山が。
こんな岩山の中を進むこと1時間ちょっと、
目的地のキャンプ場に着きました。 あれ、私たち家族しかいない?!
バーベキューをしようかとも思ったのですが、時間がなく地元で人気のアラビアンレストランへ。
レストランというよりは地元の人に人気のカンティーン風で、安くてとっても美味しかった。
あっ、床で食べました。
アラビアン料理ってイメージあるかわかりませんが、ちょっとギリシャ料理にも似てる。
ひよこ豆をすりつぶしたペーストのフムス(Hummus) とか、ラムやチキンをライスのドンと乗っけって食べる。
あとはアラブの方たちはピクルスをよく食べるようです。
そして泊まったのはなんとびっくり、こんな藁のテント↓。
地面から1段上がって、そして中で2段下がるという半地下構造でした。
サソリでも入ってきたらどうしようと心配で、私はあまり眠れなかったが、笑
次の日は壮大な景観が楽しめる Hatta Lake へ。
UAEで自然の表流水が見られる珍しいスポットです↓。
そして、次、
2. Jebel Hafit, Al Ain
これは今年3月上旬。エミレーツ(日本で言う県のようなもの)で言うとドバイ地区ではなく首都のアブダビ地区にある アルアインのキャンプ場へ。
これまた岩山の壮観な眺め。
子供たちはさっそく砂漠体験↓。
砂漠に生える薬草について教えてもらったり、キツネが掘った穴を見たり。
そして幻想的な天窓のついたバブルテントへ宿泊↓。
夜は天窓から満天の星空が見えて、これはとても素敵な体験でした。
また来たい!
ラクダにも乗ったよ↓。
さて、きらびやかなゴージャス都市ドバイに観光で来られる方で、このような大自然に興味のある方がいらっしゃるかはわかりませんが、
星空の下、砂漠でキャンピングをしてみるのも貴重な体験ができてよいかもしれません。
また世界が安心して旅行ができるようになったら、ぜひ遊びにきてみてくださいね。
それではみなさんお元気で、またね!