人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

「余白のデザイン」で「豊かな」生活をーイギリス人に学ぶゆとりのレイアウト

 

みなさんこんにちは!

 

ドバイ出発へ向けての準備にプレッシャーがかかり、とっても慌ただしい今日この頃です。

 

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Caversham


 

月曜日は長男のブリティッシュパスポートの申請にロンドンへ行ったり、新しい学校に提出する書類にソリシターの判をもらいに行ったり。

 

出発3週間を切り、やっておかなければいけないこと、もうミスのできない状況になってきました。

ビザの申請は旦那が務める会社が代行しますが、その申請に必要な書類を揃えるのは私。

 

なんだかんだでこういうのって提出書類集めが一番大変なんだよなと。

 

 

それから、夏の間にあんなにいっぱい捨てたはずなのに、家に中にまだ残っている家具を見て焦る。

 

日曜に出発だけど旦那は前日の土曜の朝にしか帰ってこない。

どうにか自分で全て処分しなければいけない。どうしよう、(って本当にどうすんの?!笑) 。

 

 

その上、今日はなぜか車が朝からとーっても混んでいて、出勤は15分遅れるし、帰りのお迎えも6時2分前に滑り込みセーフのギリギリ。

 

行きも帰りも焦って運転していたから本当にとっても疲れた。

 

こんなに慌ただしくしている母に気づいているんだかいないんだか、子供達はいつもの通り彼らのペースで大騒ぎなんですが、

 

疲労困憊している自分に、

 

やっぱり「ゆとり」って大事〜。

 

と思いました…。色々反省…。

 

 

どこかで、

 

「ドラマの演出で  “貧乏人” の部屋を表現するときは物をごちゃごちゃと多く、“お金持ち” の部屋を表現する時は物をスッキリ少なくセッティングする」

 

と聞いたことがあったのですが、

 

なんかものすごく、なるほど〜と納得した記憶があります。

 

 

つまり、「豊かさ」イーコール「ゆとり」なのではないかと。

 

 

この「ゆとり」とは、

 

経済的な「ゆとり」かもしれないし、

時間的な「ゆとり」かもしれないし、

もしくは、心の「ゆとり」かもしれない。

 

経済的に「ゆとり」があっても、心に「ゆとり」がなければ「豊か」とは言えないかもしれないし、

 

反対に、

 

心に「ゆとり」があれば、経済的に「ゆとり」がなくても「豊か」な生活ができるかもしれない。

 

 

建築を学んでいた時、プレゼンテーションのレイアウトの方法で、「余白をデザインする」というやり方を学んだことがありました。

 

優れたレイアウトには「余白のデザイン」が大事だよ、というものです。

 

 

そして、この「余白」のデザインという意味では、イギリス人は日本人より上手な気がします。

 

例えば、

 

彼らは夏に2-3週間ホリデーに出かけると言う話は以前したと思いますが、

どこか遠くに出かけたあとは、帰ってきてから2、3日家で過ごしてから仕事に復帰します。(余白デザイン済み)

 

ちなみに私は日本からイギリスに帰ってきた時でも、当たり前のように次の日から仕事に復帰します。有給がもったいないから。(余白デザインなし)

 

これを会社の人に言うとひっくり返るくらいに驚かれます。

 

 

旅行などでもいっぱい内容を詰め込みすぎて忙しい休暇になりがちですが、イギリス人はオールインクルーシブのホテルで何もしないのがスタンダードだったりする。

 

 仕事でも、週に5日が無理なら3日にした方がいいんじゃない!?とボスが勧めるくらい、詰め込みすぎるのはよくないとされる。

 

 

つまり「ゆとり」を持って生活をしている人の方がクールでかっこいいと言う雰囲気ですね。

 

見習いたいです。

 

何か予定を組むとき、こなすべき内容のレイアウトにフォーカスしがちですが、内容の合間の「余白」をしっかりデザインし、「ゆとり」のある生活を心がけようと思った今日この頃でした。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

それではまたね〜