イギリス人庶民に見る幸せの見つけ方!これが先進国のゆく末
みなさんこんにちは!
今週末もひとりでせっせと、リサイクルセンター通い。
なんだかモノを整理するのにすご〜くハマってしまった。楽しい。
イギリスのリサイクルセンターは (と言ってもうちの近くのしか行ったことないけど) ドライブスルー形式になっていて、その地域の住民であれば大概のものは無料で捨てられる。
入り口で住所証明書を見せて、車のままリサイクルセンターに入り、
Green waste→ガラス→布系→ペットボトルコーナー→リユースエリア→一般ごみ→粗大ゴミ→メタル→木材→土→プラスターボード
というような感じでドライブスルーしていきながら、捨てたい場所で止まって捨てる、という感じのシステム。
平日はガラガラで少し業者の車が入っているだけなんだけど、週末は一般の人たちで少し混んでいる。
今日は特に人がいっぱいで、ドライブスルーがなかなか進まない感じだったのだけど、中にはピカピカの高級車も何台か。
へぇ〜、ピカピカの高級車乗り付けてリサイクルセンターとか来るんだぁと、
なんかやっぱりイギリスって奥が深い国だなぁと少ししみじみしてしまったのです。
いや、リサイクルセンターって要はゴミ捨て場だから少し嫌な臭いとかしたりしますのでね、いい車じゃ来たくないんじゃないかなぁとか思っちゃっただけなんだけど。
イギリスって階級社会って言うけど、エリートと呼ばれる人たちは全体の6%くらいらしいので、まぁそのような方々は除いたいわゆる一般庶民の人たちって、ものすごく質素堅実に暮らしている人が多いと。
これはイギリスの税金のシステムに大きく関係してくると思ってるんですけど、イギリスではいわゆる一般庶民の人たちはエクストラバガントな生活をすることは許されない、笑、というか不可能。
所得税で言えば年収600万円あたりから40%の課税がかけられ、 そのあたりから、昇給しても手取りは増えないという行き詰まりの仕組みになっているし、
(ちなみに日本だと40% の課税がかけられるのは年収1800万円クラスから)
電車賃は、片道30分の距離で月額の定期券が8万円というありえない金額。(しかも会社は払わない。)
公立の保育園は3歳になるまで月額18万円、などなど挙げればきりがないのですが、
でも!
イギリス人って幸せな人多いと思う。
それはなぜか!?
チャリティーに募金してるから!
っておいっ
って突っ込みたくなるけど、
これは例えだけど、私にとって、彼らはお金を儲けることに、色々な意味であまり希望を抱いたり執着したりしていない、ように見える。なぜなら頑張っても無理だから。あきらめ、笑。
それじゃあどこにアテンションを向けているか、
人に幸せを与えることかな。いわゆる「いいこと」をすること。
いいことや、ためになることすると、何ってたって自分の幸福感上がりますからね。
チャリティーもそのひとつだけど、
小学校でも、誕生会やりま〜す!自閉症の子たちのために募金をしたいので、プレゼントは小銭でお願いしますとか。
あとは、「牛のミルクは牛の赤ちゃんのためのミルクだーっ」とかいうプレート持って立ってみたり、笑。
つまり、動物保護とか環境保全、ボランティア活動をすることに興味を向けている人たちが多いですね。
たぶん、これもひとつの幸福感の高め方なんだと思う。
なんかここ最近、リサイクルを通していろいろなことを考えたけど、
先が見えない、何かに行き詰まった時、自分に関係ない人や世界のために何か「ためになること」をすることに目を向けてみると、少し違ったものの見え方ができるかなと思った今日この頃でした。
最後に最近ハマっているカッコいい人たち。(アメリカ人です、マジでカッコいい)
それではまたね〜