人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

お兄ちゃんBritish Passport 取得への道〜

 

みなさんこんにちは!

 

こちらはまたまたあいにくの天気。今週は雨ばかりで少し寒いです。

6月なのに暖房つけました。

 

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dinosaur

 

なのに、雨の中アイスローリー持って走るチビ。

元気だわ〜。全くついていけないです。

 

 

実は今ちょっと忙しくしているのがお兄ちゃんの British citizenship (英国籍)の申請の準備です。

 

このブログを始めようと思ったきっかけも、先月旦那のドバイ赴任がほぼ決まり、まだ時期は分からないけれど、いずれ自分たちも追いかけることになる、

 

つまり短期間であるかもしれないけれど、この国を離れることになるかもしれないと思ったからなのですが、

 

その前に絶対にやっておきたいこと、

 

それが長男の British Passport の取得なのです。

 

 

うちはみんなパスポートがばらばらです。

 

旦那と長男はギリシャ、私は日本、次男はイギリスのパスポートを持っています。

ひとつの家族に3つの国籍。不思議な感じですよね。

 

 

長男はイギリスで産まれましたが、その時に旦那がこの国で5年以上働いていなかったため、イギリス国籍をその時点ではもらうことができなかったのです。

 

 でも次男はもらいました。

  

 

先日、Brexitのお陰で私たち3人とも「永住権」がもらえたという話をしましたが ↓↓↓ 、

 

Brexit イギリスのEU離脱において今いるEU国民の行方は!?

 

 「永住権」って意外と危ういステイタスで、現時点では2年以上継続して国を離れると失効してしまうのです。

 

2年以内に1日だけでも戻ってくればさらにその日からまた2年と延長できるのですが、もしうっかり様々な事情で戻ってこれなかった場合、その時点でイギリスでは外国人としてまた一からやり直しになってしまうということです。

 

でも国籍は違います。

 

 

私は日本人の両親から生まれ、日本で育ち、イギリスに来たのは20代後半です。

海外旅行こそ行きましたが海外に住んだことは一度もありませんでした。

 

だから自分のアイデンティティとしては完全に「日本人」。

それ以外の何でもありません。

 

だから正直、こんなに複雑な子供たちの気持ちは分かりかねます。

うまく想像ができないですね。

 

将来彼らにとってどこを「Home」と感じるかとか、まだ本人たちもわからないと思うけど、全然想像がつかない。

 

でも、少なくともお兄ちゃんにとって、生まれてから6年間はイギリスに住んでナーサリーや学校に行きました。

いっぱい友達もできたし、英語もしゃべります。

 

だから今のところ彼の「Home」はイギリスですよね。

 

 だからどうしても残してやりたい。

 

 

今、学校の先生やお友達のイギリス人に保証人を頼んだり、出生証明書等のちょっとした資料を集めています。

 

お金もかかるしめんどうな手続きですが、

 

イギリスがまた帰って来れる場所になるよう最後のひと踏ん張りです。

 

 

それではまたね〜