人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

海外生活12年目!海外に住むことの最大のメリットとは!?

 

みなさんこんにちは、

 

突然ですが、今日は海外生活12年目となる私が思う、海外に住むことの最大のメリットについて書いてみようと思います。

 

最近は日本でも、早い時期から子供たちに英語教育を行い、将来は世界で通用する人間になってもらいたいと願う親御さんたちも多いと思います。

 

でもそれはなぜでしょうか?

その方が幸せになるんでしょうか?

それともよい職業につきやすくなるんでしょうか?

日本だけではダメなんでしょうか?

これらの質問に自信を持って答えられる人は少ないのではと思います。

 

海外生活は、無論大変なことも多いですが、自信を持って言える『アドバンテージ』がひとつだけあります。

  

それは!

 

固定観念から完全に解放される」ということです。

 

または、「自分らしく生きやすくなる」とも言えます。

 

どういうことかというと、

 

どこの社会でもそうですが、ある程度閉鎖的な環境に身を置いていると、無意識的に固定観念にかなり左右されて生きている。

 

これはイギリスに住んでいた頃から感じてましたが、ドバイに来て一層そう思いました。

 

ドバイはロックダウン中、学校が閉まりオンライン授業に切り替えられていたのですが、その中で先生が、子供たちに将来の夢をひとりひとり聞いていたことがありました。

となりで興味深く盗み聞きしていたら、

なんと、インド出身の子どもたち全員『お医者さん』と答えている!!

(ドバイにはインド人がかなりたくさんいて息子のクラスには7、8人いたと思います。)


いやいや6歳ですよ。

えーーー、みんなこんな歳から完全に社会 (この場合は親かなぁ) に洗脳されてるじゃんって、思ってしまいました。

ちなみにうちの子は、サッカー選手でしたが、笑。

 

日本でも『医者』って名誉ある人気の職業で、進学校だった私の高校では、優秀な友達はみんな揃って医者志望でした。

最近だって、東大の理3へ、4人の子供の進学をサポートしたお母さんが話題になっていたということは、きっと今でも日本では「医者=推奨される人気の仕事」なのでしょう。

 

でも、イギリスなんかだと『医者』ってとっても不人気の職業。

価値観が別の次元にぶっ飛んでるため、どちらかというと「医者=大変すぎて人生を幸せに暮らせない=やめといたほうがいい」という部類。

そして実際、NHS (国立病院)の労働力は外国人に頼り、イギリス人は無料でのうのうと病院に通うという構造ができあがっています、笑。

 

ここで私が言いたいのは、『医者』という職業が云々ではないんです。

 

世の中には、「私、医者です」って言った時に、

 

「わぁすごい憧れるー」って思う人たちもいれば、

「え、この人ちょっとかわいそうだな」と思う人もいるんだ、と言うことなんです。

 

つまり、人の価値観や社会の固定観念なんて、Aだったり、Bだったり、Cだったりするわけで、振り回される価値の全くない、影響されるにはかなり危ういもの

 

海外にいるとそれに簡単に気づくことができる。

 

それでは、人生の選択をせまられた時、もし、周りの意見が全くわからなかったら、いったい何に頼ればいいのでしょう。

 

自分自身ですよね。

 

つまり、海外にいると常に自分らしい選択をする癖がつくということです。

 

 

もう一つ例をあげると、

 

ドバイに来て、予想はしてましたが、あぁ、『金持ち=すごい人』の価値観が蔓延ってるなとすぐに感じました。

想像は簡単かもしれませんが、自分を“すごく”見せるためにドバイではレクサスに乗る。

もしくは巨大SUVに乗り、道は譲らず自分が先に行く。

学校のお迎えにもハイブランドのバックを下げて、家は大きくてプール付きが理想。などなどそんな価値観が充満しています。

 

しかし、

 

これまた別の次元にぶっ飛んでいるイギリスでは、

Happiness is the new rich. Health is the new wealth. Kindness is the new cool. 

というスローガンを掲げている人が多いような国なんで、まぁ、行ってみたら分かると思いますが、

 

街の人が、みんな笑顔で優しい。

 

つまり、『ハッピーでカインド(kind) =すごい人』という価値観ですね。

 

 

こんなに根本が違っちゃうと、何がいい職業かもわかんないし、お金持ちになることを目指すのが正解なのかどうかもわからない。

 

周りの価値観じゃ何もかもよくわからないぃぃーーーーーとなってしまい、

 

もう自分自身を見つめるしかないってことになるわけですよ。

 

すると、

 

自分らしさを常に考えるようになる。

自分にとっての幸せは何かを考えるようになる。

自分の価値観を模索するようになる。

 

 

上の例で言えば、ドバイ的価値観とイギリス的価値観、どっちが自分に合っているかしら?という具合ですね。

 

  

ガッカリさせてしまったら申し訳ないですが、

 

まとめると、

 

私の感じる海外に出る最大のメリットは、

 

固定観念から解放され、自分らしい選択をするコツをつかめ、自分なりの価値観を見出せること、

 

です。

 

これって人生を幸せに送る上でとっても大切なことだと思っています。

 

あ、ちなみに別に、私みたいにずっと海外に住んでいなくてもいいと思います。

 

一度それに気がつけば、どこにいてもきっと生きやすくなるはずです。

 

 

 それではまたね!

 

 

 

世界のコロナ対策に見る国の「性格」ー イギリス、ドバイ、日本、あなたはどれがいい?

 

 

みなさんお久しぶりです。

 

イギリスの生活を少しでも記録に残したい、伝えたいという強い思いで始めたブログでしたが、ドバイに引っ越してきてふと書こうと思っても、なぜか書けなくなってしまっていました。

  

(ってかブログのタイトルも変えた方がいいかな。)

 

毎日の生活が新しく、その様子を記事にしてもよかったのだけど、どうしても全ての記事に自分なりのメッセージを乗せたくて、つまり自分の中でメッセージがまとまっていない時は書くことが難しかった。

 

 

そんなこんなであっという間にイギリスからドバイに家族で引っ越してきて1年が経とうとしているのですが、

 

この1年がこんな年になるとは、(当たり前ですが) 全くの想定外でした、笑。

 

 

ブログを書けなかったこの9ヶ月あまり、全世界の人が初めての経験をし、個人的には環境の変化プラス、コロナ騒動でいろいろな意味でインプットだけで精一杯の時間だった。

 

私は政治はずっと苦手で、興味も知識もあまりなく、ニュースなどラジオで聞き流すだけ、という人生をずっと送ってきていたのだけど、

 

このコロナ騒動はなぜか当初から取り憑かれたように世界各国のニュースをむさぼり読んでしまった。

 

 

そして思いました!

 

直面している問題は全く一緒なのに、各国で国の対応も国民の反応も全く違って、国にもそれぞれ「性格」があるんだなぁと。

 

 

まず UAE

 

まぁこりゃ「完璧主義」以外のナニモノでもないです。

 

これまでの総PCR検査数は900万件を超え (あれ、総人口900万人くらいだったよね)、ちょっと風邪ひいたらPCR、首都アブダビに入る時は全員PCR、飛行機に乗る前はもちろんPCR、学校の先生は学校再開前にPCR。という感じでウィルス潰せのとにかくPCR作戦。

 

うちの次男坊もつい先日鼻風邪ひいたので、このPCR作戦の犠牲者(?)/恩恵者(?)になりました。結果は陰性。

 

ドバイも3月にヨーロッパ各国のようにロックダウンに入りましたが、日用品の買い物に出るのも政府に携帯のアプリを使って申請を行わなければいけなかったり、

 

政府が夜中に公共施設を消毒するため、夜8時くらいから早朝までは家から一歩も出てはいけない時間帯があったのだけど、その時間がくるとなぜか勝手に携帯からアラーム音がウィーウィーウィーと鳴って(設定してません)、

 

いやいや家にいるし、と思ったり、

  

朝ゴミ出しに行ったら家の前で警察がパトロールしてるしーーー、

 

罰金リストやら、決まりを守らない人たちの逮捕のニュースを見て、

 

 はい、私は絶対に逆らいません。

 

 という雰囲気を知らぬ間に作りあげられていました。

 

  

でも、私は不思議と「自由を奪われたーー。」という気持ちには全くなりませんでした。

どちらかというと、「UAEはベストを尽くしてくれている。」という感想に近かったです。 あれ、洗脳されてる?

 

そしてなんとなくですがほとんどの住人がどちらかというと政府のやっていることに「誇りを持っている、もしくは、持たされている」雰囲気になってました。うまい。

 

 

 

そしてイギリス!

 

この国はいつ見ても奥が深い。

 

みんないろんなこと言いたい放題、ティーネイジャーたちはロックダウンルール破り放題、

 

マスクが良いだの悪いだの大騒ぎ、

 

ウィルスなんてクソ食らえ的な人もいれば、クソ食らえ派をめっちゃ批判してる人もいて、

 

傍から見ると、ボリスの髪型みたいに、なんかぐっちゃぐちゃなんだけど、

 

でも、ロックダウンの時には毎晩8時にみんな外に出てNHS (国立病院) ワーカーのために拍手の嵐。

 

窓にはNHSワーカーのために虹の絵を描いて貼りまくり。

 

という「キーワーカーに対するありがとう」の一体感は凄かった。

  

 

色んな理由で、あんなに死者を出していた国なのに、

 

「コロナのおかげでまたイギリスが好きになったわ」なんていう人もいて、

 

いやぁなんなんだろう、愛は全てを乗り越えられる!的なお国なのか?

 

と首を傾げつつ、

 

わかる気がする、イギリスっぽーい、とうなずいている自分もいたり。

 

なんだかみんなが、まとまっているんだか、まとまっていないんだかよくわからない、

 

そんな感じでした。

 

 

 

そして日本!

 

各国が次から次へとロックダウンのような厳しい措置をとっている中、

 

「マスクを配る」えっ?ウソでしょ?という、

 

傍から見ると心配しちゃうくらいマイペースな政治をしていた。

 

 

当初は天然ボケなのかと思ったけど、

 

今となれば一番的を突いていた政策だったような気も。

 

 

国民全員がマスクをして密を避ける。

 

これに徹底していた訳ですよね?

 

 

いやーこれは感動ものでした。素晴らしい。

そしてそれなりに結果を出している。

 

これも国民の足並みが揃っていたからできたことだと思います。

これはけっこう世界からも注目されてましたね。

 

 

 

さてここで質問です。

 

あなたはこの中でどの国が自分に一番合っていると思いますか?

 

  1. 発言/個人の自由はほぼないが、黙っていれば一応恩恵に預かれる国
  2. 発言/個人の自由は尊重されるけれど、全く足並みが揃わないので、はちゃめちゃな状況に陥る場合もある国
  3. 発言/個人の自由はあるけれど、足並みを揃えることが最優先されるため、結果あまり自由がないが、みんなでやり遂げるのは得意な国

 

 

私はどうだろう… 。

 

これ状況によるよな… 。

 

コロナ禍じゃなかったら2番がいいかな。

でも3番もいいところあるよな。

1番は違うかな。

 

ちなみにUAEはウィルス撃退のためにはかなりのお金を費やし、様々な対策をとってきているのは事実だと思いますが、経済的なサポートが全ての住人にあったかというと全く話が変わってきます。

 

なので実は本当に沢山の外国人がUAEを去ることを余儀なくされた。

  

この辺はまた後ほど。

 

 

コロナ禍、まだまだ終わりそうにありませんが、本当にいろいろ考えて悩みました。

 

でも、そんな中にも学びを見つけ、それぞれ自分なりに子供たちの未来のためにベストを尽くして乗り切っていくしかないですね。

 

 

みなさんお元気で。

 

 

それではまたね。

 

 

Goodbye UK そして サプライズプレゼント!!

 

みなさんこんにちは!

 

イギリスからドバイへ移住。

 

イギリス最終週は息子たちの学校最終日があった。

 

次男はまだ3歳で幼稚園だけど、長男は6歳になり小学校も3年目。仲の良い友達もいて「学校変わりたくない」とつぶやいていたのでどんなお別れになるかと少し心配していたのですが、

 

最終日が近づくにつれお迎えの時に色々なお母さんから、一緒に写真を撮らせて〜と、声をかけてもらったりして、

 

私自身はあまり子供の学校のママたちとは積極的に交流をしてこなかったので、

お兄ちゃんは6歳ながらに、学校という社会の中でひとりでしっかり自分の居場所を築いていたんだなと、驚いたりした、笑。

ま、当たり前のことかもしれないけど、子供って勝手に成長してるんですね。

 

 

私は、せっせと最終日に Year 2 のみんなに渡す鉛筆とHARIBOのお菓子セットの作成。

 

 

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Goodbye gift

 

イギリスでは自分の誕生日やらお祝い事があるとスイーツをクラスメイトに配ったりする。

 

長男にはよくプレイデイトや誕生会をせがまれていたけど、8月生まれ、プラス仕事もあってほとんどお友達を家に呼んであげたりもできなかったから、最後くらいはということで準備。ドバイではもっとやってあげよう。

 

でも色々な人に見送ってもらえて笑顔の最終日となりました。

 

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Friends

 

そしたら次の日、お友達のひとりの家族から、最後にどうしても家に寄ってと言われ行ってみると、

 

なんと息子の親しい友達のママたちがサプライズのプレゼントを用意してくれていたのです! ↓↓↓

 

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Surprise Gifts

 

お友達がメッセージピクチャーを持って撮った写真のコラージュと、クラスの集合写真が印刷されたクッション!
 

 

なんて良い友達とそのママたちに恵まれたんだろうと、しみじみ、そして感謝です。最後までありがとう。

 

 

旦那は出発の前日に迎えに来るだけだったので、家の引き払いまでひとりだったからどうなることやらと思いましたが、なんとかギリギリセーフという感じで間に合って、イギリスを無事立つことができました。

 

 

イギリスでは色んなことを学んだなぁ。これは本当に人生の肥やし。

 

でもなんだかんだブログ書くのって難しくて、全部は記事にできなかったかなぁ。

それがちょっと心残りだけど、またいつか書けるかな。

 

 

さて、次はアラブの国、どんな世界が待っているのでしょう。

 

 

とってもワクワク。

 

イギリス、ありがとう。

 

またいつか会いましょう!

 

それではまたね〜

 

 

イギリス、ラスト1週間ーお兄ちゃんパスポートの取得と最後に思い出づくり

 

みなさんこんにちは!

 

先週の金曜日もって無事仕事を終了。

どんな風に終わりになるかなと少しドキドキしていましたが、その日は会社のみんながランチを企画してくれ、最後も「Keep in touch!」とポジティブにお別れできたのでホッとしました。

2年近く担当していたプロジェクトが終盤にかかっていたのに、変更が重なり自分で完了することができなかったのがひとつ心残りだけど、あとは事務所の仲間にたくすしかない。

難しいプロジェクトだったので最後まであと少し、うまく引き継いでくれることを祈るしかないです。

 

 

 

そして、出発前に必ずやっておきたかったこと、お兄ちゃんのブリティッシュパスポートの発行もギリギリ無事完了。

 

これで子供達ふたりはUK border をいつでも問題なく超えられる。

 

国籍やアイデンティティの問題は一部の人にとってはとても複雑で、簡単に型にはめられなかったりしますが、

アイデンティティとは、どんなことに関しても、本人が感じて自由に決めることであると思っているので、万が一に備えて、笑。

 

それにイギリスはうちの子達のような、色々な意味で「簡単に型にはまらない」人たちが、他の国に比べて生きやすい国だとも思っています。

 

「自分と違う」ことをリスペクトをすることを知っている人が多い国。

価値観、文化、人種、LGBT などすべてですね。

そういうのを学校では「Understand the World」という重要なひとつの学習すべき項目として扱っています。

 

だから何かあったら避難できるように、笑。

 

 

そんなわけで重要なことがふたつ完了したと思ったらやっぱり私、風邪ひいたぁ…。のど痛い。

出発前なのに…。

チビもなぜか今日は夕方5時頃から寝ちゃって起きないし、疲れがたまってたのかしら。

 

関係ありませんがイギリスではポケモンカードのトレードゲームが大流行。

学校の登下校時に子供達が真剣に交渉&トレード、笑。

こうやって遊びを通して交渉術を学ぶのかしらと、見ててと面白いわ。↓↓↓

最後の思い出づくりですね。

 

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Pokemon card trading

 

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Trading

 

チビはナーサリーでフォレストスクールに行ったり。↓↓↓

 

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Forest School

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Mushroom observations

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Forest School


フォレストスクールとは学校やナーサリーの教育の一環で、近くの森までお散歩に行って、耳を澄まして鳥の鳴き声を聞いたり、虫やキノコを観察したりして、自然に触れる機会を増やすことを目的としたイギリスでは積極的に行われているプログラムです。

 

チビちゃん、この緑、目に焼き付けておいてね。

 

 

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期、みなさんも体調に気をつけて下さい。

 

それではまたね〜


 

 

 

 

 

 

 

楽しかったストリートパーティー、そして、イギリスの住所の秘密

 

みなさんこんにちは!

 

今日はお天気にも恵まれ、昼下がりから私たちの住んでいる通りのストリートパーティーでした!

 

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Street Party

 

その日だけ通りを車両通行止めにして、ひと家族一品食べ物や飲み物を持ち寄って、音楽とともにワイワイやるという、地域交流を目的としたイベント。毎年同じ方が企画してくださっています。

 

日本で言うと町内会のお祭りのような感じだと思うのですが、イギリスは町内というより「通り」の繋がりが強いのが特徴です。

 

イギリスにはすべての通りに名前が付いています。

 

どんな小さな通りでも名前があります。

 

そしてその通りごとにドアナンバーが振られている (奇数サイドと偶数サイドがある) ので、イギリス人は通りの名前とドアナンバーでアドレスを認識します。

 

だから昔イギリス人に、日本には通りに名前が付いていないという話をした時に、じゃあどうやって住所が決まるんだい?と聞かれたことがありました。

 

そんなことを言われても…。と思ってしまった。

 

 

小学校でも運動会の時など、学区内のいくつかのメインの通りの名前でチームを編成したりしてる。

 

だからイギリスでは「通り」の意識は強いみたいです。

 

 

ついでに言うと、イギリスのポストコード(郵便番号)ってすごいです。

郵便番号自体、19世紀にイギリス、ロンドンから始まった制度のようですが、

イギリスではポストコードを検索すればほぼピンポイントで場所が特定できるようになっています。

 

だからカーナビにはみんなポストコードしかいれません。

 

すごいよね。

 

 

ちょっと話はずれましたが、

 

そんなこんなで、

 

今日は我が(笑) QUEEN STREET のパーティーだったのです。

 

 

持ち寄りの一品、今年は鶏の唐揚げにしました。2年前は巻き寿司作ったけど、鶏の唐揚げは簡単だしやっぱり西欧の人たちが好む日本食として手堅いですね。

 

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Snacks

 

子供達は3時頃から7時過ぎまで駆けずり回って遊び、

 

それを見ながら親たちは、昔はこうやって毎日遊んだのに、今では誰も道で遊んでなくて寂しいよねっていう、世界共通の(?) 会話をしたりしました。

 

 

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Queen Street

 

イギリスでは本当に親の監視なしで外で遊んでいる子供など一人も見かけません。

 

そんな時代なのね…。

 

 

明日はどうやら雨みたい。

 

イギリスにはもう冬が迫ってる気配がします。

 

引っ越しのことやら、家のことを色々やろうと思っていたのに、思いのほかパーティーが楽しくてほぼ何もできずに1日が終了、笑。

 

まいっか。

 

また明日頑張ろう!

 

 

それではみなさんも良い週末をお過ごしください。

 

「余白のデザイン」で「豊かな」生活をーイギリス人に学ぶゆとりのレイアウト

 

みなさんこんにちは!

 

ドバイ出発へ向けての準備にプレッシャーがかかり、とっても慌ただしい今日この頃です。

 

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Caversham


 

月曜日は長男のブリティッシュパスポートの申請にロンドンへ行ったり、新しい学校に提出する書類にソリシターの判をもらいに行ったり。

 

出発3週間を切り、やっておかなければいけないこと、もうミスのできない状況になってきました。

ビザの申請は旦那が務める会社が代行しますが、その申請に必要な書類を揃えるのは私。

 

なんだかんだでこういうのって提出書類集めが一番大変なんだよなと。

 

 

それから、夏の間にあんなにいっぱい捨てたはずなのに、家に中にまだ残っている家具を見て焦る。

 

日曜に出発だけど旦那は前日の土曜の朝にしか帰ってこない。

どうにか自分で全て処分しなければいけない。どうしよう、(って本当にどうすんの?!笑) 。

 

 

その上、今日はなぜか車が朝からとーっても混んでいて、出勤は15分遅れるし、帰りのお迎えも6時2分前に滑り込みセーフのギリギリ。

 

行きも帰りも焦って運転していたから本当にとっても疲れた。

 

こんなに慌ただしくしている母に気づいているんだかいないんだか、子供達はいつもの通り彼らのペースで大騒ぎなんですが、

 

疲労困憊している自分に、

 

やっぱり「ゆとり」って大事〜。

 

と思いました…。色々反省…。

 

 

どこかで、

 

「ドラマの演出で  “貧乏人” の部屋を表現するときは物をごちゃごちゃと多く、“お金持ち” の部屋を表現する時は物をスッキリ少なくセッティングする」

 

と聞いたことがあったのですが、

 

なんかものすごく、なるほど〜と納得した記憶があります。

 

 

つまり、「豊かさ」イーコール「ゆとり」なのではないかと。

 

 

この「ゆとり」とは、

 

経済的な「ゆとり」かもしれないし、

時間的な「ゆとり」かもしれないし、

もしくは、心の「ゆとり」かもしれない。

 

経済的に「ゆとり」があっても、心に「ゆとり」がなければ「豊か」とは言えないかもしれないし、

 

反対に、

 

心に「ゆとり」があれば、経済的に「ゆとり」がなくても「豊か」な生活ができるかもしれない。

 

 

建築を学んでいた時、プレゼンテーションのレイアウトの方法で、「余白をデザインする」というやり方を学んだことがありました。

 

優れたレイアウトには「余白のデザイン」が大事だよ、というものです。

 

 

そして、この「余白」のデザインという意味では、イギリス人は日本人より上手な気がします。

 

例えば、

 

彼らは夏に2-3週間ホリデーに出かけると言う話は以前したと思いますが、

どこか遠くに出かけたあとは、帰ってきてから2、3日家で過ごしてから仕事に復帰します。(余白デザイン済み)

 

ちなみに私は日本からイギリスに帰ってきた時でも、当たり前のように次の日から仕事に復帰します。有給がもったいないから。(余白デザインなし)

 

これを会社の人に言うとひっくり返るくらいに驚かれます。

 

 

旅行などでもいっぱい内容を詰め込みすぎて忙しい休暇になりがちですが、イギリス人はオールインクルーシブのホテルで何もしないのがスタンダードだったりする。

 

 仕事でも、週に5日が無理なら3日にした方がいいんじゃない!?とボスが勧めるくらい、詰め込みすぎるのはよくないとされる。

 

 

つまり「ゆとり」を持って生活をしている人の方がクールでかっこいいと言う雰囲気ですね。

 

見習いたいです。

 

何か予定を組むとき、こなすべき内容のレイアウトにフォーカスしがちですが、内容の合間の「余白」をしっかりデザインし、「ゆとり」のある生活を心がけようと思った今日この頃でした。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

 

それではまたね〜

 

秋!私たちのトランジションピリオド!

 

みなさんこんにちは!

 

イギリスはすっかりもう秋。

 

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Autumn

 

先週、引っ越し屋さんが来て、ほとんどの荷物は運び出され、次の日にはギリシャから子供達が帰ってきた。

 

環境の変化には慣れてるようでもやっぱり2日間くらいは引きずり、 いつものようにギリシャを思い出しては泣く長男。

 

今回はパパも子供達を置いてすぐにドバイへと戻ってしまったので、残された3人へのダメージは大きかった。

 

子供もさることながら、私も、5週間の気ままなひとり暮らしから、子供ふたりとの生活に戻った時は、一時遠のいていた「責任」の重みと「緊張感」に潰されそうになったけど、でもそんなトランジッションピリオドも一瞬で、

 

あっという間に普段通りのイギリスの生活に戻りました!

 

 

学校も始まり、いつもの送り迎えルーティンも再開、

 

 

土曜はサッカー、

 

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Saturday football

 (それにしても、↑この空、イギリスの冬の始まりを物語ってる....。)

 

日曜はタウンまでUAEビザ申請用の写真を3人分撮りに行ったり。

 

今まで嫌だと言っていた長男も、だんだん現実味を帯びてきたお引っ越しに、気持ちのモードが切り変わったようで、今ではドバイ行きカウントダウンしてます。

彼の心のエネルギーにはいつも感服という感じです。

 

チビの方も、「あ、これもドバイ行っちゃった」「あれもドバイ行っちゃった」と、かつてあった自分の所有物を思い出しては、ドバイ、ドバイ言ってます。

おもしろい、笑。

 

 

私はあと3週間仕事。

 

できることは少ないけれど、最後まで気を引き締めて頑張ろう。

 

 

日本も台風など季節の変わり目の天候が変化する時期だと思います。

みなさん、体調管理にはくれぐれも気をつけて下さい。

 

イギリスも一気に10度くらい気温が下がったので、子供たち風邪引かせないようにしないと。

 

今日は短いですがこの辺で。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

それではまたね〜