ドバイ Al Qudra Lake 砂漠のど真ん中 StarTracker App で肉眼天体観測
みなさんこんにちは。
あっという間に10月ももう終わり。先週は子供たちハーフターム休暇で学校がお休みでした!
UKカリキュラムの学校では、各3タームの真ん中にそれぞれ1週間のお休みがあり、これをハーフターム休暇と呼んでいます。
3月初旬から夏休みに入るまでの長い間リモートに切り替えられていた学校も、9月になんとか再開することができ、不安な中、感染対策をしながら新しい様式の学校生活を送り無事ハーフタームまでこれたのは、少し感慨深いです。
私としては、めまぐるしく前だけ見て日々を送っていた以前とは異なり、毎日を一歩一歩慎重に進んでいくのが精一杯になってしまいました。
でも、そんなコロナ禍であっても少しは楽しいことを〜
ということで行ってきました!
Al Qudra Lake (アル クードラ レイク)
ここ数ヶ月子供たちがハマっていることがあって、それが『惑星』。
4歳のチビちゃんも太陽系の惑星の名前は太陽に近い順から全部8個言えるし、
それぞれの特徴をよく知っている。
興味の発端は、教育系テレビ番組やYouTubeビデオですが、子供って一度好きになるとくらいつき方がすごいですね。図鑑を2冊並べてふたりで並んで読んでました。
ちなみにふたりの好きな惑星は『木星(Jupiter)』。理由は単純で、一番大きいからなんですが。
さて、そんなふたりの興味を無駄にしないようにということで、ドバイの天体好きがよく行くと言われている アル クードラ レイクに天体観測へ!
ドバイは、雲ひとつない天候と澄んだ空気を利用して、星好きの天体観測アクティビティが盛んな場所でもあります。
中心部から内陸側へ車で45分程、
Al Marmoom Desert Conservation Reserve の一部で、
現在では多数の植物、数百羽のフラミンゴ、300種以上の鳥たちや、ガゼルなどの野生動物が生育している“自然” でありますが、元々は8年ほど前砂漠のど真ん中に人工で作られた湖。
元は人工といえども、自然の恋しい私たちには打ってつけの場所でした。
日没前の5時過ぎにに到着し、未だに四駆を持っていない私たちはかなり恐る恐る砂道を走る。
余談ではありますが、ドバイは都市部をパジェロのような巨大オフロードカー(SUV) がスタンダードと言っていいくらいいっぱい走っています。
はじめはなぜ?と思っていたのだけど、ビーチも含めこのような場所来ると、砂の道を走らなければいけないことが多々ある。
そんな時、私たちのようなミニカー族はかなり恐怖。
実際何度か砂にハマり、通りがかりのパジェロ様に引っ張ってもらったこともあります。
無事お目当ての湖まで到着し、
まずは湖の周りをお散歩。
アヒルや白鳥 (黒鳥もいっぱいいた!) たちに餌をあげ、
砂山を駆け上がり、
一通り走り回った後は、暗くなるのを待ちました。
そしてだんだん暗くなってきた!
夕焼けもきれいでしたが見えてきた星空はこの上なく素敵でした。
なんせ砂漠のど真ん中ですので360度地平線。
思わずプラネタリウムみたいーと叫んでしまいました。
高性能カメラがなくて、星空の写真はないですが、カシオペア座、さそり座などはもちろん、肉眼でM8星雲なども見れるくらい空が澄んでいてロマンチックでした。
子供たちはお目当ての木星(Jupiter)、火星(Mars)、土星(Saturn)などを確認することができ大興奮。
これらの惑星は都会からでもみられるほど明るいですが、満点の星空の中で見つけられたのは格別だったようです。
ちなみに天体観測なんて大げさに書きましたが、実際はスマートフォンに Star Tracker という無料のアプリをダウンロードし、そのアプリを開いて空にかざすと、見えている星が何という名前の星か教えてくれるという、とっても便利なツールを使ったお手軽天体観測したとさ。
それでも見えている星や星座の名前が分かるのはとてもロマンチックである上、とても勉強になりましたよ。
ぜひお試しあーれ!
それではまたね〜