人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

自然が身近なイギリスの秘密

 

みなさんこんにちは、週末いかがお過ごしでしょうか?

 

今日の私たちはあまりに変哲のないいつもの土曜日でした。

 

お兄ちゃんはフットボールクラブのプレゼンテーションデイといいみんな頑張ったねのトロフィーをもらえる日。

 

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Team

 

とっても張り切ってでかけて行ったけど、なんだかまだあいにくの天気で寒かったので私はチビとお留守番でした。

 

 

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Trophy

 

トロフィー授与式の後にゲームもやって。

 

 

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Game

 

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Penalty

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In

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Joy

ペナルティーキックも決めたらしい。

やったね!

 

それにしてもこの芝と緑。いいですよね。

こんなところでサッカーができるなんてうらやましい。

 

 

サッカーから突然話は変わりますが、

 

この自然、実はイギリスの先見性のある都市計画のおかげなのです。

 

うちの周りは Chilterns Area of Outstanding Natural Beauty (AONB)という美しい自然を守るための景観保護地区に指定されていてとても緑の多い場所なのですが、このエリアは実は London Metropolitan Green Belt という知られざる円形ベルトに続いていてこの Green Belt なるものが実はイギリスの都市のスプロール化の防止、つまり自然の保護にかなり貢献しているのです。

 

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Green belts

 

突然堅い話になっちゃいましたが、見てくださいこの Green belts 、ロンドンはもちろん、ケンブリッジやオックスフォード、ブリストルなど少し大きな都市には全て指定されていることがわかります。

 

そしてこのGreen belt 内では開発行為はほぼ見込みないってぐらい本当に厳しいです。

自分の土地がGreen belt 内だったらお金儲けはアウトです。カウンシルにほぼ却下されます。

私の務めている設計事務所はまさにそのGreen belt内にあるためクライアントの土地もGreen beltに引っかかることが多くうまく計画が通らないことが本当に多いです。

 

昔イギリスを電車で旅したりしていた時、都市と都市の間には必ず牧場など自然が広がっていて、東京のいつまでも家、家、家という都市が延々と続く風景とは全く違うなぁと思ってはいたのですがこれが秘密だったのですね。

 

それに、イギリスに住んでいるとどこにいても自然が近いと感じることが多いです。

数日前の記事でも書きましたが、うちは住宅街だけど10分車で走れば本当に素敵な自然に出会えます。↓↓↓

 

テムズ川沿い夕方のお散歩、ソニングアイへー子供にはこれがやっぱり一番

 

それに比べて日本だと、私はは実家が千葉市内ですがそこからでも自然豊かな田舎に行きたかったら1時間くらいは車で走る必要があります。

なので、東京の真ん中からだったらきっと新幹線に乗って田舎に行く感じでしょうか。

 

だからこのイギリスのGreen belt 計画はうまく機能してるんだなぁと実感します。

 

今日はサッカーの話題から都市計画と、話が飛びましたが、このイギリス街並みの美しさの秘密についてもそのうち書きたいと思います。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。

 

それではまたね〜