イギリス人ママ達が日本の子育て方法を参考に!?
みなさんこんにちは!
今日は家族が皆ギリシャに行っていないのでお一人様土曜日。
のんびりしすぎて4時に昼食、9時に夕食を食べるというおかしな一日だったのですが、明日の来客のために気ままにお掃除〜。気になっていたカーテンも洗えました。
ところで今日はこの間うちのオフィスで話題になっていたある番組を紹介しようと思います。
ある朝せっせとパソコンに向かって仕事をしていると、オフィスマネジャーのJemma が、
「ねぇねぇ日本では小学生が一人で電車乗って学校行くって本当!?!?!?」と。
すかさず私は、
「そうよー、日本では送り迎えなんてないから楽よ〜」
などと返したわけなのですが。
何やら最近放送されたドキュメンタリーで、日本では小さなうちから自立を重んじ色々なことをひとりでやらせることにより問題解決能力や危険察知能力の発達につながっているのに対し、イギリスでは子供を過保護にすることでそれらの能力の発達の妨げになってる、というような内容が放送されたらしいのです。
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それがイギリス人ママ友の間でかなり話題になったようで。
「私たち過保護にすることで子供の成長を妨げてるのねーーーー、ショックーーー、日本って学校で掃除もさせて一人で電車にまで乗せて学校に行かせるなんてすごいわねーーー私たちできるかしら????」
というようなパニック状態に陥ったらしいのですが。よくよく考えると面白い話題だと思いました。
私は日本で子育てをしたことがありません。
なのでさっき「そんなの当たり前よー、小学校になったらみんなひとりで登校するものなのよっ」と自信満々に言ったものの、
いざ自分の子供に当てはめて考えると「いやいや危ないわ、ムリムリ、絶対送ってあげないとっ」と完全にイギリス化していた自分に気がついたのです。
そうです、完全に忘れていたのです。子供にひとりで家の外で何かをやらせることが大事な成長のステップであること。
日本では「はじめてのおつかい」とかありましたよね。
上記のドキュメンタリー番組は的を得ていると思いました。現在のイギリスは小学校低学年の子がひとりで外にいたら完全に何かがおかしい、という雰囲気になります。
警察を呼ぶような事態になることもあるでしょう。
これってよく考えたら悲しいことですよね。まして子供の自由を奪うことが成長の妨げになっているのならなおのこと。
私のオフィスマネジャーも小学生の子供が3人いるのですが、本当に考えさせられると言っていました。
日本でも小さな子供がひとりで電車やバスを乗り継いで学校に通うことにリスクがないと言ったら嘘になります。
でも、世界ってそんなに危険でしょうか?
改めて子供がひとりで外に出られる大都市って素晴らしいんだなと感じました。
いろんな嫌なニュースもありますが、「子供がひとりで外に出られる社会」、ぜひ引き継いで、世界のお手本になって欲しいとそう思う今日この頃でした。
ではまたね〜