人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

子育ては両親だけの役目ではない!?ーメディタレニアン風、育児 & 夏休みの過ごし方ー

 

みなさんこんにちは!

 

実はうちの子供たち、昨日からギリシャへと毎年恒例の5週間の夏合宿へと出かけて行きました。

 

f:id:UIKO:20190729021221j:plain

Greece

 

旦那が朝ドバイから帰国し、わずか半日だけの家族 Reunion を経てボーイズは旦那に連れられ夜の便でギリシャへと。

 

そして旦那はそのままドバイへとんぼ返り。

 

そうなんです、うちの子供たち、なんとふたりだけでギリシャのおじいちゃんおばあちゃんのところで夏が終わるまで過ごすのです。

 

 

そんなーーーーっ!? 

これ日本ではあまりやらないですよね。

 

 

でも実はこの習慣、お兄ちゃんは4年目です。

2歳の頃から少しずつ期間を長くしながらやっているんです。

 

だからもう慣れっ子というか、逆にずーーーっと楽しみにしている。

夏が近づいたら出発の日までカウントダウンしてます、笑。

 

そしてこの習慣はギリシャでは当たり前。

話を聞く限りスペインやポルトガルなどの南ヨーロッパでも親なしおばあちゃんち夏合宿はごく普通に行われているようです。

 

 

4年目にして母親の私自身がやっと慣れてきたという感じですが、最初は本当に抵抗がありました。

 

 

もちろんこれをやっているメインの理由は、子供の学校は夏休みだけど、親の仕事は夏休みにはならないから、なんですが、

 

それ以外に、旦那の意向というのも大きくあるんです。

 

旦那も小さい時両親が働いていて、毎年夏休みになると田舎のおばあちゃんのうちへ送られていたよう。

 

そしてその時の思い出が本当にかけがえのないものになっているらしいのです。

 

だから同じ思いを子供達にもさせてあげたいと。

 

 

価値観の違いって面白いですよね。

 

 

私は4年前、親と離れて夏休みを過ごさないといけないなんて子供がかわいそう、としか思えませんでしたよ、笑。

 

 

でもギリシャって大家族の国で、おじいちゃんおばあちゃんの周りに沢山の親戚やいとこたちがいっぱいいて、

 

大勢の子供と毎日家の前の海に入り、夜中まで駆けずり回り、うちの子は親のことを思い出す瞬間がないくらい楽しんで過ごすんです。

 

そして親の方は子育てのプレッシャーから解放され貴重な大人時間を過ごせる。

 

プラス、おばあちゃんおじいちゃんは年に一度の孫と楽しめる、 (大変だけど) 幸せなひと時を過ごせる。

 

そう考えるとまさに Win Win の状況、というか Win Win Win の状況です。

 

 

タイトルにも書きましたが、実はギリシャではおじいちゃんおばあちゃんの子育てへの参加がごく普通に、当たり前のように行われているのです。

 

赤ちゃんの時だけとかじゃありません。

大きくなるまで全面的にサポートする。

 

みんな老後は孫の世話をするもんだと思っている。

 

そして親の方はほぼみんな共働きで夜遅く帰ってきます。

 

これは日本やイギリスのように核家族化が進んでいる国にはもうない習慣ですね。

 

 

それはそうと、私も4年目にして、旦那の言う「夏に子供を送り出すメリット」がわかってきたわけなのですが、

 

どの国でも共働きの家族の子供の夏休み問題はあると思います。

 

もしみんなが楽しい時間を過ごせるのであれば、おじいちゃんおばあちゃんのおうちでの夏合宿もいいかもしれませんね。

 

 

それではまたね〜