人生は冒険かーイギリス、ドバイ、そしてシンガポール

10年間のイギリス生活を終えドバイに家族でお引越し。2人の男児の母。旦那さんはギリシャ人。

イギリスで見せる大和魂ーイギリスで活躍するにはーお仕事編ー

みなさんこんにちは!

 

今日は少し元気になりました。

今週は子供達もいないので家事は余裕だと思ってたのだけど、風邪をひいて寝てばかりいたのでほぼ何もできないまま金曜日になってしまった。

 

今日は少しお仕事の話を書きます。

 

以前イギリスワーママ事情について書いたことがありましたが、私は現在イギリスの設計事務所で働いています。

 

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今の会社勤め始めて1年半、あのときボスに拾ってもらえたのはラッキーだったなぁと毎日思います。

 

そんな職場ってそうないですよね。

 

以前勤めていた設計事務所のビジネスのやり方に疑問を感じ耐えきれなくなったときに受けた面接。そのときに勤めていた会社に対して思っていたことを素直に伝え、小さな子供が2人もいることも伝えて、でも頑張りたいんですって言ったら、じゃあうちで頑張ってと採ってもらえたのです。

もちろん設計事務所なので今まで関わってきたプロジェクトをまとめたポートフォリオ審査はありましたが。

 

ビザに問題はないにしろ、イギリス人にとって日本人の女性ってちょっと未知ですよね。10人くらいの小さな会社だし、逆の立場だったら外国人を採用するってけっこう勇気のいることだと思うんです。でもその点はあまり抵抗がなかった 。これって結構すごいことだと思うんです。自分がもし日本で会社経営してていきなりポルトガル人が来て働きたいんですって言われたらすぐにオッケーって言えますか?ちょっと考えちゃいますよね。

それはやっぱりイギリスってなんだかんだ言って国際色豊かな国なんだと思います。みんないろんな意味で外国人に慣れている。うんざりしようがいて当たり前。あまり不思議なことではないのですね。

つまり採用規定(スキル、経験等)を満たしていれば外国人にでもにチャンスがある国だと言えると思います。

ちなみにうちの事務所には私以外にポルトガル人とジンバブエ出身の外国人がいます。

ジンバブエ出身の彼には会社が就労ビザも取得してあげていましたよ。

 

 

このようにして私にもイギリスで活躍する場を与えてもらった。

 

活躍の場を与えていただいたのなら絶対に頑張ります。何があっても後悔はさせません。

これが私がこの国で働く信念です。

 

私は短いですが日本でも設計事務所で働いていたことがあります。その経験に比べイギリスではいろいろなことが少し「ゆるい」と感じることが多少あります。これ日本でやったら怒鳴られてるでしょ、みたいなことにちょっと寛容だったり。この件についてはまた別の機会にお話ししたいと思いますが。

 

でも自分のスタンダードは絶対に落とさなかった。

 

 

外国に住みながら特に仕事をする中でで意識していることのひとつに、自分は日本の看板を背負っているということです。

ボスはもちろん「私」を採用したのだけど、ときには「日本人の女性」を採用したと考えることもあるでしょう。

そのときに絶対に恥ずかしくないようにというプライドが常にあります。

 

イギリス人のサービススタンダードって低くないです。でも、イギリスで働いて9年になりますが、特にものづくりや技術を問われる業界においては日本人は本当にレベルの高い仕事をすると自信を持って言えます。

 

ほかの業界でもひとり日本人を採用したボスが良かったからまた友達の日本人紹介してよというような形でどんどん日本人の活躍する場が広がっているという話もも聞きました。

 

だから私はもっと日本人に自信を持って世界で活躍してもらいたいと思うのです。日本のすごいところを見せてやってほしい。日本だけにとどめておいたらもったいないよね。

 

そんな思いを込めて、仕事行ったら仕事まっしぐらなので、笑、マネジャーには Super efficient Gun とか、Golden Child とやら言われているのですが、私の頑張りが日本の何かの役に立ちますようにと毎日頑張っているのであります。

いいことあるといいな。

 

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明日は土曜日。ギリシャで子供達は洗礼式に参列だわ。

素敵な式になりますように。

 

ではではまたね!