シンガポールの秘境の地 Pulau Ubin (ウビン島)に行って来た
みなさんこんにちは、
今週は1週間学校がハーフタームのお休みでしたので、家族でちょこっとおでかけをしてきました。
行ったところは、シンガポールの最後の秘境と言われているウビン島。
シンガポール北東部のマレーシア国境近くに位置している島で、シンガポールからは小さなボートに10分ほど乗っていきます。
シンガポールは東京23区をひと回り大きくしたサイズの、とっても小さな国。
そこに570万人ほどの人が住んでいる訳で、元々は熱帯雨林のジャングルであった島ですが、ご想像通り今はほぼ全ての土地が都市に開発されてしまっています。
それでも自然好きの私たち。残されている自然を探して行ってきました。
たった10分程ですが、どこか遠くへホリデーに来たような気分にさせてくれたボートの旅。
晴れ上がった空と、風が気持ちよかったー。
島に着くと、昭和の駄菓子屋さんを思わせるような簡素な木造のお店が出迎えてくれ、あっという間に半世紀ほどタイムスリップしたような感覚になる、ノスタルジックな雰囲気たっぷりな島の入り口。
なんか、お店の写真撮り忘れてたみたいです、泣。
それから私たちはマウンテンバイクを借りてサイクリング。
最近は都心でもよく週末は4人でバイクライドに行くのが日課になっているのですが、
自然の中を走るウビン島でのバイクライドは格別でした。
カニさんも見つけたよ↑。
ウビン島(Pulau Ubin) とはマレー語で Granite Island (花崗岩の島) という意味で、1800年代後半から1999年に全ての採石場が閉鎖されるまで、シンガポールの開発に花崗岩の供給を盛んに行っていました。
最も産業が盛んだった1950年代から1970年代、島には2,000人ほどの人が住み学校が設立された時期もあったようなのでですが、2012年の時点で人口は38人まで減りほぼ無人島。
当時、海面から深さ40mまで掘り下げられたと言われるかつての採石場(Quarry)は、現在雨水が溜まり、美しい湖になっていました。
実は次男くんが足の爪を怪我していて調子がイマイチだったので、その日は1時間半ほどサイクリングをした後は、島の入り口まで戻り海を見ながら休憩して、またボートに乗って帰ったのですが、
シンガポールの中心から小一時間でこんな気軽に訪れることができるウビン島、
ぜひまたゆっくり遊びに来たい場所のひとつになりました。
それではまたね!
ドバイ Al Qudra Lake 砂漠のど真ん中 StarTracker App で肉眼天体観測
みなさんこんにちは。
あっという間に10月ももう終わり。先週は子供たちハーフターム休暇で学校がお休みでした!
UKカリキュラムの学校では、各3タームの真ん中にそれぞれ1週間のお休みがあり、これをハーフターム休暇と呼んでいます。
3月初旬から夏休みに入るまでの長い間リモートに切り替えられていた学校も、9月になんとか再開することができ、不安な中、感染対策をしながら新しい様式の学校生活を送り無事ハーフタームまでこれたのは、少し感慨深いです。
私としては、めまぐるしく前だけ見て日々を送っていた以前とは異なり、毎日を一歩一歩慎重に進んでいくのが精一杯になってしまいました。
でも、そんなコロナ禍であっても少しは楽しいことを〜
ということで行ってきました!
Al Qudra Lake (アル クードラ レイク)
ここ数ヶ月子供たちがハマっていることがあって、それが『惑星』。
4歳のチビちゃんも太陽系の惑星の名前は太陽に近い順から全部8個言えるし、
それぞれの特徴をよく知っている。
興味の発端は、教育系テレビ番組やYouTubeビデオですが、子供って一度好きになるとくらいつき方がすごいですね。図鑑を2冊並べてふたりで並んで読んでました。
ちなみにふたりの好きな惑星は『木星(Jupiter)』。理由は単純で、一番大きいからなんですが。
さて、そんなふたりの興味を無駄にしないようにということで、ドバイの天体好きがよく行くと言われている アル クードラ レイクに天体観測へ!
ドバイは、雲ひとつない天候と澄んだ空気を利用して、星好きの天体観測アクティビティが盛んな場所でもあります。
中心部から内陸側へ車で45分程、
Al Marmoom Desert Conservation Reserve の一部で、
現在では多数の植物、数百羽のフラミンゴ、300種以上の鳥たちや、ガゼルなどの野生動物が生育している“自然” でありますが、元々は8年ほど前砂漠のど真ん中に人工で作られた湖。
元は人工といえども、自然の恋しい私たちには打ってつけの場所でした。
日没前の5時過ぎにに到着し、未だに四駆を持っていない私たちはかなり恐る恐る砂道を走る。
余談ではありますが、ドバイは都市部をパジェロのような巨大オフロードカー(SUV) がスタンダードと言っていいくらいいっぱい走っています。
はじめはなぜ?と思っていたのだけど、ビーチも含めこのような場所来ると、砂の道を走らなければいけないことが多々ある。
そんな時、私たちのようなミニカー族はかなり恐怖。
実際何度か砂にハマり、通りがかりのパジェロ様に引っ張ってもらったこともあります。
無事お目当ての湖まで到着し、
まずは湖の周りをお散歩。
アヒルや白鳥 (黒鳥もいっぱいいた!) たちに餌をあげ、
砂山を駆け上がり、
一通り走り回った後は、暗くなるのを待ちました。
そしてだんだん暗くなってきた!
夕焼けもきれいでしたが見えてきた星空はこの上なく素敵でした。
なんせ砂漠のど真ん中ですので360度地平線。
思わずプラネタリウムみたいーと叫んでしまいました。
高性能カメラがなくて、星空の写真はないですが、カシオペア座、さそり座などはもちろん、肉眼でM8星雲なども見れるくらい空が澄んでいてロマンチックでした。
子供たちはお目当ての木星(Jupiter)、火星(Mars)、土星(Saturn)などを確認することができ大興奮。
これらの惑星は都会からでもみられるほど明るいですが、満点の星空の中で見つけられたのは格別だったようです。
ちなみに天体観測なんて大げさに書きましたが、実際はスマートフォンに Star Tracker という無料のアプリをダウンロードし、そのアプリを開いて空にかざすと、見えている星が何という名前の星か教えてくれるという、とっても便利なツールを使ったお手軽天体観測したとさ。
それでも見えている星や星座の名前が分かるのはとてもロマンチックである上、とても勉強になりましたよ。
ぜひお試しあーれ!
それではまたね〜
イギリス人庶民に見る幸せの見つけ方!これが先進国のゆく末
みなさんこんにちは!
今週末もひとりでせっせと、リサイクルセンター通い。
なんだかモノを整理するのにすご〜くハマってしまった。楽しい。
イギリスのリサイクルセンターは (と言ってもうちの近くのしか行ったことないけど) ドライブスルー形式になっていて、その地域の住民であれば大概のものは無料で捨てられる。
入り口で住所証明書を見せて、車のままリサイクルセンターに入り、
Green waste→ガラス→布系→ペットボトルコーナー→リユースエリア→一般ごみ→粗大ゴミ→メタル→木材→土→プラスターボード
というような感じでドライブスルーしていきながら、捨てたい場所で止まって捨てる、という感じのシステム。
平日はガラガラで少し業者の車が入っているだけなんだけど、週末は一般の人たちで少し混んでいる。
今日は特に人がいっぱいで、ドライブスルーがなかなか進まない感じだったのだけど、中にはピカピカの高級車も何台か。
へぇ〜、ピカピカの高級車乗り付けてリサイクルセンターとか来るんだぁと、
なんかやっぱりイギリスって奥が深い国だなぁと少ししみじみしてしまったのです。
いや、リサイクルセンターって要はゴミ捨て場だから少し嫌な臭いとかしたりしますのでね、いい車じゃ来たくないんじゃないかなぁとか思っちゃっただけなんだけど。
イギリスって階級社会って言うけど、エリートと呼ばれる人たちは全体の6%くらいらしいので、まぁそのような方々は除いたいわゆる一般庶民の人たちって、ものすごく質素堅実に暮らしている人が多いと。
これはイギリスの税金のシステムに大きく関係してくると思ってるんですけど、イギリスではいわゆる一般庶民の人たちはエクストラバガントな生活をすることは許されない、笑、というか不可能。
所得税で言えば年収600万円あたりから40%の課税がかけられ、 そのあたりから、昇給しても手取りは増えないという行き詰まりの仕組みになっているし、
(ちなみに日本だと40% の課税がかけられるのは年収1800万円クラスから)
電車賃は、片道30分の距離で月額の定期券が8万円というありえない金額。(しかも会社は払わない。)
公立の保育園は3歳になるまで月額18万円、などなど挙げればきりがないのですが、
でも!
イギリス人って幸せな人多いと思う。
それはなぜか!?
チャリティーに募金してるから!
っておいっ
って突っ込みたくなるけど、
これは例えだけど、私にとって、彼らはお金を儲けることに、色々な意味であまり希望を抱いたり執着したりしていない、ように見える。なぜなら頑張っても無理だから。あきらめ、笑。
それじゃあどこにアテンションを向けているか、
人に幸せを与えることかな。いわゆる「いいこと」をすること。
いいことや、ためになることすると、何ってたって自分の幸福感上がりますからね。
チャリティーもそのひとつだけど、
小学校でも、誕生会やりま〜す!自閉症の子たちのために募金をしたいので、プレゼントは小銭でお願いしますとか。
あとは、「牛のミルクは牛の赤ちゃんのためのミルクだーっ」とかいうプレート持って立ってみたり、笑。
つまり、動物保護とか環境保全、ボランティア活動をすることに興味を向けている人たちが多いですね。
たぶん、これもひとつの幸福感の高め方なんだと思う。
なんかここ最近、リサイクルを通していろいろなことを考えたけど、
先が見えない、何かに行き詰まった時、自分に関係ない人や世界のために何か「ためになること」をすることに目を向けてみると、少し違ったものの見え方ができるかなと思った今日この頃でした。
最後に最近ハマっているカッコいい人たち。(アメリカ人です、マジでカッコいい)
それではまたね〜
収入が増えれば支出が増える魔のサイクルからの抜け出し方ーお兄ちゃんミニマリストから学ぶの巻
みなさんこんにちは!
最近は週末になるとリサイクルセンター通い。
引越し屋さんが来る前になるべくものを減らそうと、ありとあらゆる収納を開けて分別作業。
紙、メタル、服 & 靴、おもちゃ や 本、そしてプラスチック。
分別方法のわからんものはリサイクルセンターのお兄さんに質問。
これまで少なくとも6往復はしたかな。
それにしてもこんなにものが溜まってしまっていて心から反省。
反省することもないのではと思うかもしれないけど、やっぱりものを捨てる時は罪悪感に苛まれます。このゴミたちどこへ行くのだろうと.....。
だからできることなら新しいオーナーの元へ行ってほしいと、出来る限りドネーションにはこだわったのだけど.....。
そこでふと考えました。
本当の豊かさとは何だろう。
最近流行りの「断捨離」や「ミニマリズム」 の考え方に「必要のないものを選択していく過程で自分を発見し、その自分にフォーカスすることにより、より豊かな生活ができる」という考え方があるようですが、
あ〜、な〜る〜ほ〜ど〜、
と、とても納得してしまいました。
そしてそれは「もの」に限ったことではないのかも、と思いました。
今の私たちは、10年前初めてイギリスで働きだした頃にに比べたらそれなりにキャリアも積んで、収入も倍以上に増えました。
しかし、それ以上に支出が増えた。
そりゃ、その過程で結婚、出産をし家族が増えたわけだから、支出が大幅に増えるのは当たり前なんだけど、
収入が上がっても、支出が増えているのだから、収入から支出を捻出するという状態は変わらない。(常にお金がないとも言う、笑)
だから常に、あまり「ゆとり」がないと感じる。
そしてそのサイクルはこれからいくら収入が上がったとしても、意図的にやめるまで延々と続く。
それを真の豊かさと言うのだろうか?
いや、魔のサイクルというのではないかしら?
例えば、ある時期、長男は習い事を4つ掛け持ちしていました。
月曜空手、木曜ストリートダンス、土曜サッカー、日曜水泳。
子供には色々な経験をさせてあげたいと思うのは、どんな親も同じだろうけど、これはちょっとやりすぎだったような。
ま、彼が、空手つまんない、ストリートダンス飽きた、水泳行きたくないと言い出し、今残っているのは大好きでたまらない「サッカー」のみ。
習い事行きたくな〜い、と子供が言う時って、親は「本当にいいのっ!?!? せっかく始めたのに続ければ」とか口出ししたくなりますが、
まさにこれが習い事の「断捨離」だったんだぁ、と今気づきました!
お兄ちゃんすご〜い、さすが、子供って幸せになり方を知ってますね、笑。
捨てていく中で自分の「好き」を発見しそれだけにフォーカスする。
幸福感も上がり、収入→支出→収入→支出の魔のサイクルからも抜け出せ、ゆとりができる。
う〜ん、これがミニマリズムのすすめかぁ。と、うなってしまいました。
英語では、 LESS IS MORE ですね。
と、言うことで、
これから「ミニマリズム」や 「エコライフ」からはとっても縁遠そうな「ドバイ」に行くことになってしまってますが、
行く前に気づいてよかったわ〜、と思った今日この頃でした。
役に立つかはわかりませんが、今日も読んでいただきありがとうございました。
それではみなさん素敵な夏休みをお過ごしくださいね〜
プラスチックフットプリントを減らすため、気になっていたシャンプーバーを使ってみたお話
みなさんこんにちは!
昨日は朝から楽しみにしていたことが!
お昼休みに LUSH に行ってシャンプーバーを買って家で試してみる。(それだけ)
なぜなら、
お引越しに向けての “断捨離” 活動の中、
リデュース、リユース、リサイクルの最も大事なリデュースができてないじゃん!と気づき、自分にとってもがっかりしたため。
昔はもう少し環境のこと考えて生活していたのに、子供が生まれてからものは増える一方だったな、と反省。
ヨーロッパは環境問題にはかなり敏感で世界基準で言ったらかなり意識が高い。
イギリスも自然保護、という面では本当に色々な規定があり厳しく取り締まられています。
これ指標↓↓↓ (2018年 環境パフォーマンス指数 EPI: Global Note より)
(日本も頑張ってるね!)
そして、これもトレンドなんでしょうが、環境に良いものにはお金をかけてもいい、という人たちが増えていますね。
プラスチック製品はリサイクルされたものしか買わない、とか。
だから、そのトレンドに乗って〜、と言うわけでもないんだけど、ずーっと頭の片隅で気になっていた、プラスチックフットプリントの少ないシャンプーバーを試してみることにしました!
イギリス詰め替え用売ってなくて (エコじゃないじゃんっ) ボトルごと買うの本当に嫌だったんです。
とてもかわいらしい。
そしてこれ買った。↓↓↓
ひとつ1200円くらいだから少し高いけど、1個で250mlのリキッドシャンプー3本分らしい、本当か、笑!?
石鹸で髪を洗うって、あまり期待はしてなかったんだけど、
結果、黄色の GODIVA SHAMPOOすごくよかった。
手で転がして髪に付けるか、もしくは直接の髪につけてすごくゴシゴシとするだけで泡立ったし、髪がいつもよりとってもしっとりしました。
保存の仕方に工夫がいりそうですが、プラスチックのボトルにおさらばできることを考えると使ってみようと思いました。
実は LUSH で買いたかったのはこの動画にはまってしまったから。
工場でどうやって LUSH の製品が作られているかの動画なんだけど、まるで食べ物みたいでした。↓↓↓
イギリスだと、ベジタリアンとかもそうですが、結構自分のポリシーを持って生活してる人が多いけど、
またエコについて意識して暮らしていこうと思った今日この頃でした。
それではまたね〜